ちょうど一年前に浦和上木崎にピアノ教室を開いた。多分緊急事態宣言中だったと思う。で、同時期に一年後のコンサートサロンの予約を取った。まあ冬だしもともとインフルとかが流行る時期だよねとは思ったが、まさかその一年後であるところの今、新型コロナが日々桁違いの感染者数を叩き出し続けることになるとは思わなかった。生徒たちは休園休校の影響を受け、うちの子供に関してもそれは例外ではなく、伴い私は自分の練習時間を一切取れなくなったわけだがどうする講師演奏
講師演奏はどうでもよい(よくない)。いったんは数組ずつ分けて会場収容人数半分くらいで開催しようと計画し保護者様方にお手紙を出したが、そこからまさか毎週方針を変更し毎週新しいお手紙を配り続けることになろうとは、自分の見通しの甘さに嫌気がさすばかりである。もともとコロナ禍に開設した教室なので、合間合間に消毒・換気の時間をとっている関係であまり生徒の人数を取ることができないため、現時点で少数であったことが幸いして、なんとか生徒一人ずつ時間を区切り撮影会とするようタイムスケジュールを組みなおした(ぎりぎりだった)。
プログラムも無事入稿。作っていて生徒たち一人一人が初めて来た頃のことを思い出し、少し泣きそうになった。自分もピアノにたどり着くまで紆余曲折あったけれど、生徒たちの興味もそれぞれ違う方向を向いている。ただみんな一台の同じピアノの前に向かうってすごくないですか。
アンサンブルに挑戦する子もいたりして意外とバラエティに富んだ今回の発表会。ライブで聴いてもらえるのはお付き添いの方のみになったけれど(撮影した映像は、後日繋げてから教室生向けに限定公開するつもり)、ひとりひとりにとって良いステージになりますように。